
青森の「米づくり新時代」推進大会 ―未来を変える!超プレミアム米への躍進―
~第44回(令和6年度)「田中稔賞」贈呈式~
受賞者 竹ケ原 直大 氏 (十和田市)
田中稔氏と田中稔賞

田中稔賞とは
about
昭和55年、作況指数47の未曾有の大冷害に見舞われた翌年、
稲作農家の有志から『氏の偉大な業績を後世に継承し、永劫に偲ぶべし』との機運が沸き上がり、
昭和56年10月、関係団体や生産者等の資金協力と田中稔氏の拠出金により
「田中稔稲作顕彰会」が発足し、「田中稔賞」が創設された。
青森県稲作農業の発展に顕著な業績をあげた個人及び団体を表彰する「田中稔賞」は、
稲作部門では県内で最も権威ある賞であり、昭和56年に第1回贈呈式が挙行されて以来、今日に至っている。
田中稔氏の功績
achievements

田中稔氏は、昭和10年6月に青森県農事試験場(現在の地方独立行政法人青森県産業技術センター農林総合研究所/黒石市)に新設された農林省凶作防止試験地(十和田市)に赴任し、水稲の品種育成や冷害防止の研究に尽力した。昭和27年から昭和45年までは青森県農事試験場長を務め、永きに渡り稲作研究に精励された。
田中稔氏は、『農家に役立つ仕事』を常に念頭におき、耐冷多収品種の育成、保護苗代による健苗早植、深層追肥などの冷害防止技術を開発し、全国最下位クラスであった青森県の米の単収を一気に飛躍させ、青森県稲作に安定生産の道を拓いた。特に、田中稔氏が育成した「藤坂5号」は“冷害防止の奇跡の稲”と評価され、その優れた品種特性は、その後の青森県主力品種に脈々と引き継がれている。
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